ちゃんと検査・ちゃんと治療。子宮頸がんからあなたを守る - 子宮頸がん検診 啓発サイト -

太っていたり喫煙しているとなりやすい?飲酒では?

子宮頸がんになりやすい人っているのでしょうか?太っていたり、喫煙しているとなりやすいとか?飲酒では?

子宮頸がんはヒトパピローマウイルス(Human Papillomavirus:HPV)が感染して引き起こす病気です。HPVは生活空間のどこにでも存在し、通常の性生活を送っていれば生涯で約80%の人は感染します。子宮頸がんになりやすいかなりにくいかと考えるよりは、だれもが子宮頸がんになる可能性があると考えるべきでしょう。ただ可能性があるとしても、その頻度は極めて低くいと言われています。
子宮頸がんの発症と体質、太っているあるいは痩せているなどとは関係無いと考えられています。また食事や飲酒も同様に関係ないと言われています。喫煙については、がんになる前の状態、いわゆる前がん病変を追跡した研究で、非喫煙者よりも喫煙者で病変の進行する症例を多く認めたとの報告があり、喫煙との関連性が指摘されています。喫煙そのものが発がんに直接関係するのではなく、喫煙によりがんの発症を早める因子の一つと考えてよいでしょう。

重要:本サイトの内容、回答及び推奨事項は、医療機関の受診、診断又は治療に取って代わるものではありません。本サイトを読んだことにより、医師のアドバイスを無視したり診察を受けることを遅らせることのないようにしてください。