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子宮頸がん検査って痛い?

子宮頸がん検査って痛い?

子宮頸がん検診には細胞診が用いられますが、婦人科診察を問題なく受けられるようであれば、痛みは無いと言えます。
細胞採取は、膣鏡で可視状態にした子宮膣部を、先端がへら状あるいはブラシ状の細胞採取器具で擦って(擦過)行っています。この時に痛みと感じることはほぼありません。
検診の細胞診で異常が見つかれば、次の段階として精密検査を受けることになります。精密検査(精検)は、細胞診、コルポスコピー(腟拡大鏡診:コルポ診:子宮頸がんが発生する場所は一定しているので、その部位を拡大して観察する検査法)とコルポスコピー下狙い組織診で行いますが、組織採取時に痛みを感じることがあります。子宮膣部には、皮膚に分布している痛みを感じる神経はありませんが、子宮膣部に存在する内臓神経を刺激し、それを痛みと感じます。皮膚をつねった時の痛みと異なり、鈍痛として感じることが多いようで。強い痛みを感じるのは極めて稀です。
痛みの感じ方は個々人で異なり、痛みを強く感じる人、いわゆる痛みに弱い人と、鈍感というわけではありませんが、痛みに強い人がいるのも事実です。また、検査時の精神状態、検査に対する不安や恐怖感がある場合は、通常よりも痛みを強く感じることがあります。ですから検査を受ける場合は、痛がり屋であることや検査に不安を覚えることなどを検査担当医師に伝えることが大切です。当然担当医師は訴えを了解して検査を行うので、不安あるいは恐怖から生じる余計な痛みの排除を考慮しながら検査を進めてもらえると思います。

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