感染源は性器、のどや直腸でセックスなどの性的接触によって感染します。
最近はオーラルセックスによって咽頭(のど)にも感染していることが多くなってきています。
クラミジア
クラミジア(性器クラミジア感染症)はクラミジア・トラコマティスという細菌の感染によって起こる感染症です。クラミジアはとても弱い細菌で、人間の体の外では生きてゆくことができません。つまりセックス以外では感染しないのです。
クラミジアはいわゆる性病の中では最も感染者が多い病気で、1回のセックスでの感染率は高く、また年齢が若いほどクラミジアの感染率が高くなっています。
★のどにも感染します★
最近はオーラルセックスによって咽頭(のど)にも感染していることが多くなってきています。ちなみに女性の場合、性器に感染しているうちの約10%〜20%の人ののどからクラミジアが検出されていますので、再感染を防ぐためにものどの検査を必ず受けましょう!
感染経路
症状

女性は感染後1〜3週間後に発症し、おりものが増えたり、不正出血、下腹部痛、性交痛、排尿痛などの症状が現れますが、約70〜80%は無症状です。治療をしないで放っておくと、卵管炎や子宮付属器炎などを引き起こし、不妊症の原因にもなります。さらにおなかの奥へ感染が広がり、激痛を伴う骨盤腹膜炎や肝周囲炎などを起こす場合もあります。

男性は感染後1〜3週間後に発症しますが、約50%は無症状ですから、注意が必要です。尿道のかゆみや違和感などがあったり、おしっこの時に痛んだり、尿道の入り口からごく薄い白い分泌物が出ることがあります。
症状が軽いことから、お医者さんにかからず、治療しないで放っておくと、精巣上体炎(副睾丸炎)という炎症を起こし、無精子症などの不妊症の原因になることがあります。
のどに感染していても痛みや炎症がほとんどありません。性器の検査だけでなく必ずのどの検査も受けましょう!
クラミジアは何度でも感染するので注意しましょう!
症状が軽いことから、お医者さんにかからず、治療しないで放っておくと、精巣上体炎(副睾丸炎)という炎症を起こし、無精子症などの不妊症の原因になることがあります。
のどに感染していても痛みや炎症がほとんどありません。性器の検査だけでなく必ずのどの検査も受けましょう!
クラミジアは何度でも感染するので注意しましょう!